2010年09月13日

9月の注目生きもの【カンムリワシ幼鳥】

9月になると、頭やお腹が白いワシがあちこちで見られるようになります。
今年生まれのカンムリワシの幼鳥です。
カンムリワシのヒナは、5月頃に卵から孵り、8月頃に巣立ちを迎えます。
成長するにつれ、だんだん茶色い部分が増えていきます。
白い幼鳥の方がフワフワして、こげ茶色の成鳥より大きく見えますが、実際の体重も成鳥より重いのです。
巣立ち前に親からたくさんの栄養をもらって、餌取りが下手な期間の飢餓にも耐えられるようにしてもらっているんですね。

カンムリワシ幼鳥DSC_2724s.JPG
幼鳥の顔は、1羽1羽違っていて、個体識別ができることをご存知でしょうか?
白いカンムリワシを見かけたら、模様や色の違いをよ〜く観察してみてください。
昨日見た個体と今日見た個体が、同じかどうかが分かるかもしれません。
幼鳥の顔の違いをもとに、個体識別をして西表島と石垣島のカンムリワシの生息状況の把握に役立てようという調査が、昨年度に引き続き今年度も始まりました。カンムリワシの幼鳥の顔写真を撮ったら応募してみて下さい。
詳しくはhttp://kanmuriwasi.web.fc2.com/(主催:カンムリワシ・リサーチ、共催:環境省那覇自然環境事務所)。

(浅利)

posted by IWCC at 18:28| 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする