2015年06月30日

野生復帰を目指して 【アオバズク】


深夜の道路に小さな影。

車を降りて様子を見に行ったところアオバズクが両目をつぶって、動けずにいました。

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発見直後の道路上でのアオバズク


保護をして一晩様子を見たものの状態は良くならないので、翌朝に保護センターに収容しました。

一見何も問題が無いようにも見えましたが、目が見えないようでした。

人が目の前にいても、顔の前で物を動かしても反応を示しません。

左眼がわずかに光に反応するだけでした。


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一見元気そうですが、この時は目が見えていませんでした・・・

NPOどうぶつたちの病院沖縄の獣医さんに診察をしてもらい、数日間投薬を続けました。

その結果、嬉しいことに視力が徐々に回復していきました。

始めのうちは壁にぶつかったり、枝に上手くとまれなかったりしていたのですが、日が経つにつれて上手になってきました。

世話のために近づくと飛び回って逃げるようになりました。


時に嘴で噛まれたり、鋭い爪つかまれたりしたことも何のその。
(グローブをしていたので指に傷痕が残りましたが・・・痛)

元気になってくれたことが何より嬉しいことです。

獣医さんの最終診察を受けて、問題がなければ数日以内に野生に帰れそうです。

痛い注射や強制給餌をよくがんばったね!!

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視力が回復して枝にとまれるようになりました


今回のアオバズクを含めて、野生鳥獣の傷病個体の世話に必要なエサや消耗品を西表野生生物保護基金を活用させていただいています。

この他にもヤマネコの交通事故防止や野鳥のガラス衝突防止のための取り組みにも活かされています。

皆さんの温かいご支援ありがとうございます。 


(田口)

posted by IWCC at 11:30| 傷病鳥獣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月17日

カタグロトビがやってきた

梅雨明けした西表島は、毎日暑い日が続いています。


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梅雨明け宣言がされる前の6月6日にカタグロトビというタカの仲間が来ていました。
文献を調べてみると西表島では2002年に記録されています。
翌日も探してみましたがどこかへ飛び去ってしまったようでした。

(かんとう)
タグ:渡り鳥 野鳥
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2015年06月11日

釣り針を飲み込んだカツオドリ


525日に新城島でカツオドリが衰弱により保護されました。


電話で保護の報告を受けたのですが、その後すぐに死亡してしまいました。


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【死亡したカツオドリ】



嘴から太い釣り糸が出ており、レントゲンを撮影してみると約5cmの釣り針を飲み込んでいました。




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【嘴から出た太い釣り糸】



体重は約950gで目立っては痩せておらず、釣り針でエサが食べられなくなり死んでしまったというよりは、釣り針が血管を傷つけて出血多量で死んでしまったのでしょうか。


死因などの詳細は解剖して判明すると思います。





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【レントゲン写真】


このように釣り針・釣り糸が原因で、傷つき死んでしまう野鳥がいます。

釣り針・釣り糸を放置せずに、マナーを守って釣りを楽しんでください。



保護に協力いただいたみなさま、ありがとうございました。



(ひな)


posted by IWCC at 10:52| 傷病鳥獣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする